健康用語WEB事典

異化(catabolism)

代謝の働きのひとつ。異化代謝とも呼ばれる。*1

生物が食べ物などの取り込んだ物質を分解して、小さな化合物に変えると同時にエネルギーを取り出すこと。ポリマーからモノマーを生成すること。*2

異化は、食事から摂取した栄養素を消化管から細胞へと運搬する過程で低分子化していき、エネルギー(ATP)に変える働きを言います。*3

例えばグルコース二酸化炭素と水に分解してエネルギーを得ることなどである。*4

*1国立大学法人 大阪教育大学 アミラーゼを題材とした酵素反応の実際 理科教育講座 川村三志夫: http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~cse/2010chukourikakawamura.pdf
*2物質代謝・異化と同化: http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/genetech/genkenbunshi/pdf/H24.1.19.pdf
*3技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*4福岡大学 理学部 機能生物化学研究室 代謝総論: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/general.htm

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:10:19