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ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属の二本鎖DNAウイルス。ウシ、ブタ、ヒツジなどに感染すると痘疱を生じる。腫瘍に感染すると腫瘍溶解作用を示す腫瘍溶解性ウイルスであるとともに感染細胞内でがん抗原を産生させる。
1980年にWHOによって撲滅が宣言された感染症。痘瘡や痘疱とも。国内では1955年以降は確認されていない。原因は天然痘ウイルス。1798年、種痘が天然痘の予防に効果があることがエドワード・ジェンナーによって報告され、現在のワクチンの先駆けとなった。牛痘に感染したことのある乳搾り女は天然痘に罹らないという観察に基づいて、ジェンナーは病原性が弱い牛痘に罹らせておけば、多くの場合に致命的である天然痘に対して防御能力が高められるのではないか、すなわち天然痘に対して免疫になるのではな…
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