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筋肉が不随意的に急激な収縮を起こす現象。*1
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細胞表面のGABAA受容体複合体に対する阻害剤(アンタゴニスト)。痙攣発作を誘導する。マウスの腹腔内に注射することでてんかん様行動が引き起こされ、脳波の記録によりてんかん発症のしやすさを評価することができる。タグ:
日本脳炎ウイルスの感染によって引き起こされる急性脳炎。4類感染症のひとつ。日本脳炎ウイルスは蚊(主にコガタアカイエカ)がヒトを刺すことで感染する。日本脳炎ウイルスに感染したヒトの1%未満が日本脳炎を発症するとされる。国内では西日本を中心に年間数名程度の患者が報告される程度だが、海外では東〜南アジア広く流行しており年間数万人が発症している。症状は発熱、頭痛、めまい、嘔吐など。小児の場合、腹痛や下痢が認められることが多く、その後意識障害や痙攣が現れる。死亡率は20~30%と高く、…
フマル酸ヒドラターゼ遺伝子の両アレルの変異が原因となり、フマル酸が蓄積する症状。フマル酸尿症とも呼ばれる。新生児の脳や顔面の奇形、発達障害、痙攣、てんかん、筋緊張低下、大脳萎縮などの中枢神経症状とフマル酸の尿中排泄増加が起こる。フマル酸尿症の患者のほとんどは数ヶ月で死亡する。ごくわずかに成人早期まで生存する場合もある。タグ:
体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
全身の激しい痙攣発作を伴う慢性的な脳の神経疾患。大脳の神経細胞の過剰な放電(興奮)によって繰り返し引き起こされる反復性の発作を特徴とする。罹患率は100~300人に1人とされる(世界の成人の1%)。漢字では癲癇。一卵性双生児での一致率が80%を超えていることから、てんかんにおいて遺伝的背景の寄与が非常に大きいことが推察される。40歳以下の患者の4割は遺伝的要因によるものとされる。イオンチャネルの異常が発症に関わることが明らかとなっている。原因が不明な特発性てんかんと、他の脳の…
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