健康用語WEB事典

関連する用語

白癬やカンジダ症、癜風に対する抗菌薬。真菌の細胞膜の透過性に関与する物性の変化及び細胞膜結合性ATPase活性の変化を促すとされる。商品名はエクセルダーム。タグ:

白癬（水虫）やカンジダ症、癜風などに対する塗布剤の有効成分となるイミダゾール系抗菌剤。商品名はエンペシド。細胞内カルシウムイオンの上昇を阻害する。リン脂質部分に親和性を有し、細胞膜その他の膜系構造に障害を与え、菌体成分の遊出促進と細胞外基質の取り込みを阻止する。

皮膚の常在菌である真菌の属。皮脂を好み、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、癜風、マラセチア毛包炎、にきびに関わる。マラセチアが分泌するタンパク質がアトピー性皮膚炎患者のアレルギー反応を起こすことが報告されている。高温・多湿の環境で病原性を持つ菌糸形となり発症しやすいことが知られている。夏に悪化しやすい。現在14菌種が確認されている。-マラセチア・グロボーサ-マラセチア・シンポジアリス-マラセチア・ファーファー-マラセチア・レストリクタ

イミダゾール系抗真菌剤。白癬や皮膚カンジダ症、癜風、脂漏性皮膚炎などに対する治療薬。皮膚糸状菌（トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属）、酵母類（カンジダ属）および癜風菌に対して優れた抗真菌作用を示す。CYP4Fに対する阻害活性を持つ。

脂漏部位の皮膚に常在する真菌。マラセチア・ファーファーとも。癜風の原因となる。

参考文献一覧

ご意見・ご要望をお聞かせください。