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汗腺から汗を放出すること。
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脳の視床下部の一部。視床下部の最前部(最吻側)に位置する。視索前核とも呼ばれる。主な体温調節中枢であり、筋肉のふるえ熱産生、褐色脂肪組織の代謝熱産生、皮膚血管の収縮、発汗などを引き起こす。体温調節中枢が存在するが、それ以外に睡眠、性行動、体液浸透圧などの調節にも関わる、生命維持に重要な脳領域である。脳組織自体の温度上昇を直接感知して活性化する温ニューロンが存在する。また、睡眠や性行動(生殖機能)、体液浸透圧などの調節にも関わる。内側視索前野は中枢神経系における主な性ホルモン受…
眼裂狭小、瞳孔縮小、発汗減少などが起こる症候群。延髄背外側部の梗塞において見られる。頸部に腫瘍が存在し、頸部の交感神経を圧迫される場合に多い。
筋肉に起こる、激しい痛みを伴う痙攣。不随意的な筋肉の収縮。「つる」とも表現される。主に下肢(ふくらはぎ)に発生する。筋肉の疲労や体内のミネラル(カルシウムやマグネシウム、ナトリウム)の減少、血漿の減少、特定の疾患などが原因となる。大量の発汗によってナトリウムなどが失われると起こる。「こむら」とは、ふくらはぎを表す言葉で、こむらによく起こることが病名の由来です。健康な人でも、就寝時(特に明け方)や激しい運動で筋肉が疲れたり、水泳で筋肉が冷えたりすると、筋肉が収縮しやすい状態にな…
皮膚結核、ハンセン病の皮膚障害、発汗障害、神経障害などに有効なワクチン。がんの免疫療法にも用いられる。名前の由来はワクチンの生みの親である丸山千里。主成分は結核菌由来の脂質(糖脂質)としてのミコール酸およびリポアラビノマンナン。マクロファージやNK細胞などを活性化する非特異的免疫療法に属する。
パントテン酸欠乏症(高脂血症、弛緩性便秘、抗生物質の副作用、湿疹、出血傾向など)の予防および治療薬。商品名はパントシン。リポタンパク質リパーゼの活性を上昇させ、血清中性脂肪を低下させる。血清総コレステロールを低下させ、HDLコレステロールを増加させる。また、血管壁リソソームのコレステロールエステラーゼ活性を高め、血管壁へのコレステロール沈着を抑制する。脂肪酸酸化促進、腸管運動促進作用も認められている。副作用として交感神経刺激による唾液分泌、発汗、嘔気などがある。
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