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白色脂肪細胞を参照。
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脂肪細胞のひとつ。ひとつの大きな脂肪滴を持つため、単胞性脂肪細胞とも呼ばれる。トリアシルグリセロール(中性脂肪)を皮下脂肪や内臓脂肪として体内の余分なエネルギーを蓄積する。白色脂肪細胞の細胞表面にはインスリンの受容体が存在し、インスリンが結合することで血液中からグルコースを取り込み中性脂肪として蓄える。また、アディポサイトカインを分泌して全身の機能調節に関わる。交感神経(アドレナリン受容体)によって活性化され、必要となった時に、蓄積している脂肪をエネルギーとして使用するために…
様々な固形がんに高発現するヘム結合性膜タンパク質。がん細胞の増殖や薬剤耐性獲得に関わる。グリチルリチンやグルコグリチルリチンは強力にPGRMC1の機能を阻害してがん細胞の増殖を抑えることが報告されている。脂肪細胞の脂質蓄積を亢進することが知られており、高脂肪食摂取による体重増加や白色脂肪組織の増大に大きく寄与するとされる。タグ:
西アジアから南東ヨーロッパが原産のマメ科トリゴネラ属の一年草本であるコロハの種子。カレーに用いられる香辛料。フェネグリークとも。ジオスゲニンの配糖体であるジオスシンとトリゴネリンを主成分として含む。4-ヒドロキシイソロイシンやガラクトマンナンも含まれる。ラットにおいて、フェヌグリークは食事に含まれる脂質の排泄を促進することによって肝臓および白色脂肪組織への脂肪蓄積を抑制し、体重増加を抑制することが示唆されている。フェヌグリークのエタノール抽出物が小腸での胆汁酸塩吸収を抑制する…
ミトコンドリア内膜に存在する、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化を脱共役させるタンパク質。SLCファミリーに属する。サーモゲニンとも。褐色脂肪細胞に多い。6回膜貫通型。脱共役タンパク質の役割はATPの合成を抑制する代わりに身体の熱を産生すること。ミトコンドリア内膜の内外に形成されたプロトンの濃度勾配を解消し、その結果ATP合成に使われていたエネルギーを熱として放出する。また、活性酸素の発生を抑制する働きを持つことが報告されている。ATP生産の必要が無い時には、ミトコンドリア内膜…
白色脂肪組織や骨格筋、肝臓、脾臓、小腸など全身の広範囲に存在する脱共役タンパク質。
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