健康用語WEB事典

関連する用語

がんに対する化学療法として使用される医薬品。がん細胞のDNA複製や細胞分裂を抑制する。基本的には、手術や放射線による治療が適用できないがんに対して使用される。白血病などの血液がんでは高い効果を発揮するが、使用量が増えると骨髄での造血機能も障害を受ける。現在は、がん細胞のみを攻撃する副作用が少ない分子標的薬などに移行している。抗がん剤抵抗性を有するがん幹細胞は再発を起こす場合がある。細胞増殖を停⽌して休眠状態となったがん細胞にはほとんど効果を発揮しないとされる。タグ:

国内で開発された抗がん剤。商品名はアクプラ。シスプラチンよりも腎臓への障害は少ないとされる。タグ:

白金製剤である抗がん剤のひとつ。シスプラチンと同等の抗腫瘍活性を持ちながら、その悪心や嘔吐、腎障害が軽減された。一方、血小板減少の副作用が強くなっている。非小細胞肺がんに対してパクリタキセルと併用される。

金の次に安定的な金属元素。原子番号は78、元素記号はPt。プラチナとも。

白金製剤を参照。

参考文献一覧

ご意見・ご要望をお聞かせください。