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皮膚カンジダ症(cutaneous candidiasis)

白癬に次いで見られる皮膚への真菌による感染症カンジダ菌(90%がカンジダ・アルビカンス)が原因となる。免疫が低下している状態となることでデクチン1?が欠損するため起こりやすくなる。

免疫不全状態における皮膚粘膜カンジダ症の発症については,真菌細胞壁を構成する糖鎖の一つであるβグルカン受容体で,真菌感染防御に重要な役割を果たしていると考えられる Dectin-1 の欠損が関与していることが明らかになっている.*1

カンジダ菌に触れたケラチノサイトIL-8を産生し、それによって炎症が引き起こされ膿疱ができるとされる。

*1カンジダ症 二宮淳也 東京女子医科大学東医療センター皮膚科: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mmj/52/4/52_4_275/_pdf

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このページの最終更新日時: 2018-04-03 (火) 17:58:35