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大腸がんの一種。直腸の粘膜に発生するがん。大腸がんの中でも自覚症状が出やすく進行も速い。
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国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。症状は、細胞が無秩序な増殖を繰り返し、周囲の組織や他の組織にまで侵入(浸潤)し、自他の組織を破壊する悪性腫瘍となる。がん細胞は、ATPを常に解糖系で生成しており、大量の乳酸を生じさせる(ワールブルク効果)。また、浸潤や転移を行うために、基底膜のメラニンやコラーゲンを分解するための酵素の活性が高くなっている。がん細胞自体は1日5000個程度生まれていると考えられているが、生体の免疫によってがん細胞は…
治癒切除不能な大腸がん(結腸がん、直腸がん)や化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍、化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞がんなどに対する抗がん剤。商品名はスチバーガ。体内で活性代謝物のM-2ついでM-5に変換される。レゴラフェニブ自体にも抗がん作用がある。皮膚障害の副作用が知られているが、これにはM-5の皮膚への分布が関わるとされる。VEGFR、TIE2、PDGFR、FGFR、KIT、RET、RAF1、BRAFなどに関わるキナーゼを阻害する。タグ:
消化管などの内臓の内側(内腔)などに存在し、それを保護する役割を持つ層状の組織。粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層の二層、またはこれらに粘膜筋板を加えた三層から構成される。例えば、胆嚢の粘膜は粘膜筋板の無い二層であるが、食道や胃などの消化管には粘膜上皮が存在する。粘膜は病原体の侵入を防ぐ免疫を持つ。主に分泌型IgAが産生される。粘膜面には,B2系B細胞に加え,T細胞非依存的に多糖類や脂質などの病原体に共通する抗原に対する抗体を産生し,骨髄外で成熟するB1系B細胞が多くみられる....…
便に血液が含まれるかどうかを調べる検査。大腸など下部の消化管の出血を確認できる。がん細胞は常に少量の出血を起こすため、大腸がん(直腸がん)の発見に役立つ。
結腸の後に続く大腸の一部。直腸は肛門に繋がる。
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