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抗体のV領域(可変領域)の中でも多様性に富む領域。VHに3ヶ所、VLに3ヶ所の計6ヶ所が存在する。エピトープに相補的な構造を有するため相補性決定領域とも呼ばれる。超可変領域のβシート構造(フレームワーク領域)に隣接してループ構造をとり、6本のループ構造により抗原に相補的な結合部位を形成する。
相補性決定領域を参照。
抗体が持っている、抗原のエピトープに結合する部位。Fab領域とも呼ばれる。エピトープと強く結合するほど「親和性が高い」と表現される。IgGにおいては、H鎖とL鎖が持つV領域を指し、1分子のIgGに2箇所存在する。抗原結合部位の型はイディオタイプと呼ばれる。同じ免疫グロブリンサブクラスに属する抗体分子であっても、抗原特異性が異なればそれぞれの抗体の抗原結合部位の「形」は異なるはずである。それぞれの抗体分子に特有の抗原結合部位の型をイディオタイプ(idiotype)という。Fab…
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