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アトロピンと硫酸の塩。
アトロピンを有効成分とする医薬品に含まれる。消化管や神経の障害に対して利用される。*1
関連する用語
コリン作動性神経のムスカリン受容体に対するアンタゴニスト。硫酸との塩(硫酸アトロピン)として使用される。ヒヨスチアミンのラセミ体であり、dl-ヒヨスチアミンとも。平滑筋や心筋、外分泌腺などを支配するコリン作働性の節後神経に選択的に作用する。消化管の運動を抑制する。
摂取した食品が消化・排泄されるまでに通る器官の総称。腸管とも呼ばれる。口腔、咽頭、食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸、肛門までを指す。全長は約6m。コリン作動性神経から遊離されるアセチルコリンによって収縮する。消化管を支配する交感神経は主に腹腔神経節や腰神経節を経由して到達した節後神経線維。食道から横行結腸までは延髄迷走神経背側核に由来する副交感神経、下行結腸から直腸までは仙髄中間質外側核に由来する副交感神経に支配されている。
食品では塩化ナトリウムのことを指す。塩化ナトリウムであることを強調する場合は食塩と呼ばれる。化学的には、酸と塩基の反応から生成された水以外のもの(陰イオンと陽イオンがイオン結合してできる固体)の総称である。名称定義例正塩酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩塩化ナトリウム塩化カルシウム酢酸ナトリウム炭酸ナトリウム塩化アンモニウム硫酸銅酸性塩酸由来のHが残っている塩炭酸水素ナトリウム硫酸水素ナトリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウム塩基性塩塩基由来のOHが残って…
通常、神経と言うと神経細胞が連結したもの(神経回路)のことを指す。
硫黄を含むオキソ酸。揮発しにくく、水溶液中で強酸性を示す。H4工業用薬品としては製造量が多く安価。強い脱水作用を持ち、水分の除去に用いられる。製造方法(接触式硫酸製造法)は、二酸化硫黄を触媒を用いて三酸化硫黄(無水硫酸)に酸化し、それを濃硫酸に吸収させる。全化学反応は以下の通り。+S + O2 + 296.9kJ+SO3 + 98.3kJ+SO4 + 226.5kJ皮膚に対しても脱水作用による障害が起こる。多くの硫酸に対して少量の水を加えると、反応熱で水が沸騰し、硫酸が飛び散…
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