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官能基のひとつ。-SO4 で表される。*1
関連する用語
紅藻類海藻に含まれる多糖類。食品添加物(増粘剤、安定剤、ゲル化剤など)や化粧品に利用される。カラギナンとも。名前の由来はアイルランドの海藻集荷地となった町の名前であるカラゲーン(Carraghen)とされる。海藻であるアイリッシュモス(コンドラスクリスパス)の抽出物から得られたためアイリッシュモスエクストラクトとも呼ばれた。市場に出廻っているゼリーにおいては、寒天やゼラチンをそのまま単一でゲル化剤としたものはほとんど姿を消し、代わって両者に比べて耐熱性、保水性に優れ、しかも口…
硫酸基を含む糖脂質の総称。-スルファチド-セミノリピドタグ:
糖鎖中に硫酸基を持つ糖タンパク質(酸性ムコ多糖)。胃底腺の副細胞に多い。シアロムチンに比べて粘性がやや低いため、消化管内容物に対する潤滑作用があるとされる。細胞増殖促進作用による粘膜上皮の修復に関与していると考えられている。ペプシンに対する阻害活性を持つ。また、消化管からの水分吸収を促進する。
グルクロン酸またはイズロン酸とN-アセチルグルコサミンからなる二糖単位が50~100回繰り返した糖鎖(硫酸化多糖)。生体内では糖タンパク質として存在する。ヘパラン硫酸の糖鎖は、糖鎖内部の硫酸基を介して細胞外で様々な分子と結合し、その働きを調節する。動物細胞の表面や細胞外基質に普遍的に存在する。プロテオグリカンの形で機能する場合が多い。血液凝固阻害剤として汎用される。ヘパラン硫酸は様々なタンパク質と結合し、細胞間のシグナル伝達などに機能する。 広く動物細胞表面や基底膜に存在して…
硫酸基を他の化合物に転移させる反応を触媒するトランスフェラーゼ。硫黄転移酵素とも。
参考文献一覧
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