健康用語WEB事典

社会的時差ぼけ

体内時計が休示しているのにそれに逆らって活動することで起こる概日リズムのズレ(時差ぼけ)。*1

注意力散漫によるミスや事故、疲労症候群などの健康被害の原因となる。

電気の普及により夜間の活動も可能になり、また、カフェインアルコールなどを摂取することで、一時的に睡眠時間や、睡眠のタイミングを制御することが可能になってきました。しかし、このような睡眠習慣の多様化には、健康面に関するリスクが伴います。例えば、夜型の人は、朝から学校や会社に行くという社会的な義務感から平日の睡眠時間が短くなり、平日と休日で睡眠時間が異なる傾向があります。これは「社会的時差ぼけ」と呼ばれ ており、肥満高血圧、精神的なストレスなど健康への悪影響が懸念されています。*2

タグ: 時差ぼけ 睡眠 概日リズム

*1社会的時差ぼけとは何か - 近畿大学病院: https://www.med.kindai.ac.jp/anato2/link29.html
*2共同発表:大規模な睡眠解析から成人の睡眠パターンを16に分類~睡眠健診や睡眠医療への応用に期待~: https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220315/index.html

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このページの最終更新日時: 2022-03-16 (水) 18:09:37