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ホルモンやペプチドを分泌する細胞。*1
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神経内分泌細胞に由来する腫瘍のひとつ。悪性度の高い非常に稀ながん。タグ:
あるアミノ酸のアミノ基(-NH2)と、別のアミノ酸のカルボキシル基(-COOH)が脱水縮合によって結合してできる分子。この結合はペプチド結合と呼ばれる。ペプタイドと表記される場合もある。2つのアミノ酸で構成されるペプチドをジペプチド、3つのアミノ酸からなるものをトリペプチドと呼ぶ。さらに同じ反応が繰り返されると、アミノ酸が複数繋がったペプチドができる。アミノ酸が10個程度繋がったペプチドをオリゴペプチド、それ以上のものをポリペプチドと呼ぶ。このようなペプチドのうち、アミノ酸が…
神経内分泌細胞を起源とする腫瘍。カルチノイドとも呼ばれた(がんモドキの意)。セロトニンを産生する細胞(腸クロム親和性細胞)から発生するため、その90%が存在する消化管で起きやすい。消化管では直腸での発生が最も多く、続いて膵臓、胃が好発部位とされる。かつては浸潤や転移がない良性腫瘍と考えられたが、現在では否定されている。また、当初は内分泌臓器に発生する腫瘍と考えられていたが、それ以外の臓器にも発症することが確認されている。異常にホルモンを産生するようになったものを機能性神経内分…
生体内の特定の細胞で産生されて血流で標的となる臓器に運ばれ、それを受け取る受容体を持つ細胞に作用して特定の応答を引き起こす物質。名前の由来は、ギリシャ語で「興奮させる」という意味の hormaein とされる。血液を介して情報伝達を行うため、血管が通っていれば離れた部位にも作用できる。体内に100種類以上のホルモンが確認されており、体の各部位ごとに異なる種類のホルモンが分泌される。ホルモンは微量で十分な作用を及ぼす。ホルモンの量が過剰であると、その作用が低下する場合も報告され…
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
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