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神経細胞の軸索や樹状突起、それらが形成するシナプスが高密度に存在して絡み合う部分。*1
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腹部の管腔臓器。主に粘膜、神経、平滑筋から構成され、平滑筋には腸の長軸方向に収縮する縦走筋と、腸管を輪を描くように囲み絞るように収縮する輪走筋の二種類がある。これらの平滑筋間や輪走筋と粘膜の間には神経叢がある。腸の運動調節にはムスカリン受容体によるイオンチャネルの開閉調節が関わる。-十二指腸-小腸-大腸-回腸タグ:
ある神経細胞の軸索と別の神経細胞との間にできる連結部分。主に樹状突起スパイン上に形成される。刺激によってその数は増減する。情報を発する神経細胞(シナプス前細胞)の軸索の終端(シナプス前終末、プレシナプス)と、その終端から送られる神経伝達物質を受け取る他の神経細胞(シナプス前細胞)の一部(シナプス後膜、ポストシナプス)との繋ぎ目。シナプス前細胞とシナプス後細胞の間の20nm程度の隙間をシナプス間隙と呼ぶ。シナプスでは活動電位による情報伝達ができないので、神経伝達物質を放出する。…
小腸の輪状ヒダ中の粘膜下組織に見られる自律神経の神経叢。
神経細胞から伸びる細いパイプ状の構造。他の神経細胞に情報を送るための部位。神経軸索や神経線維、神経突起などとも呼ばれる。他の神経細胞に向かって伸び、終端でシナプスを形成する。中にはわずかなイオンと線維構造を維持するためのタンパク質のみが含まれる。軸索の細胞膜を挟んで発生する電圧(活動電位)によって神経細胞の終端まで電気信号を伝える。神経細胞は切断された軸索を再生する機能を持っており、コラーゲンがその働きを促進することが確認されている。
体内の情報伝達を行う細胞。ニューロンとも呼ばれる。細胞核をもつ細胞体とその周りにある枝分かれした樹状突起と1本以上の長い軸索(神経線維)を持つのが特徴。ほとんどの神経細胞は細胞核をもつ細胞体から、1本の軸索と多数の樹状突起と呼ばれる突起を伸ばした構造をしています(図1)。他の神経細胞の樹状突起へと伸びる軸索は神経伝達物質を放出して情報を伝える役割、樹状突起はその伝達物質を受け取る役割を果たしています。脊椎動物の全ての神経細胞は神経管を構成する細胞が分化することによって作られる…
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