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がんの患者に合併する神経障害。悪性腫瘍自体の転移やその治療に伴う副作用、全身状態の増悪に伴う感染、栄養・代謝障害などを除く、中枢神経および末梢神経系の障害。症候から複数の臨床病型に分類され、患者の血清および髄液に、それぞれの病型に関連する特徴的な自己抗体が検出される。腫瘍や神経組織を抗原として認識する一種の自己免疫疾患と考えられている。傍腫瘍神経症候群に伴う腫瘍としては、成人では小細胞肺がん、小児では神経芽細胞腫が最多。タグ:
神経から生じる腫瘍。成人に起こる大部分は神経線維由来。-神経線維腫-神経鞘腫-神経節腫(神経節細胞腫)-神経芽腫(神経芽細胞腫)-神経節芽腫(神経節芽細胞腫)-褐色細胞腫
ノルアドレナリンがカテコール-O-メチルトランスフェラーゼに触媒されて生成される有機化合物。ノルメタドレナリンとも。ノルメタネフリンはバニールマンデル酸に代謝される。メタネフリンと同様に、高値の場合は褐色細胞腫や交感神経の神経芽細胞腫の疑いがある。
体幹の交感神経の神経節や副腎髄質などから発生するがん。神経芽細胞腫とも。進行すると腹部の腫れや触れるとしこりを確認できる。5歳以下の乳幼児に発生しやすい。神経芽腫からはカテコールアミンが産生されるため、それらの代謝によって生成されるバニリルマンデル酸とホモバニリン酸の濃度が高くなる。
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