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頚椎の一番下の椎骨。隆椎とも呼ばれる。
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頚椎の支持組織の内、最も外側に位置する靱帯。後頭骨の外後頭隆起から第七頚椎の棘突起を結んだ部分の内側に向かって一面に張っている膜。
脊椎を構成する骨。椎体と椎弓から構成される。下図は胸椎の椎骨の構造。24個(頚椎〜腰椎)の椎骨が重なって脊椎となる。椎体と椎弓の間の空洞(椎孔)に神経(脊髄や神経根)が通る。椎骨は椎間関節と椎体の間の椎間板と靱帯によって連結されている。椎体の前部側にある前縦靱帯と、椎体の後部側にある後縦靱帯があり、前者は背骨が後方にそり過ぎないように働いており、後者は背骨が前方に曲がり過ぎないように働いている。また隣り合う棘突起どうしを連結している棘間靱帯と棘上靱帯があり、両者はともに背骨が…
首の部分の脊椎。7個の椎骨(第一頚椎〜第七頚椎、C1〜C7)から成る。頚椎とも表記される。第一頚椎と第二頚椎は首の回転運動、第三頚椎から第七頚椎は前屈や後屈運動に関わる。ナマケモノ2種を除くすべての哺乳類の頚椎は7個で共通している。第1頚椎(環椎)と第2頚椎(軸椎)は特異的な形をしているが、他の5個の頚椎は共通の特徴をもつ。キリンの首も頚椎は7個の椎骨で構成されるが、一つひとつの椎骨が長いため首全体も長くなっている。ミユビナマケモノの首は9個の椎骨が存在する。
第七頚椎のこと。第7頚椎の棘突起は長大で、尖端が結節状に肥厚しており、皮膚の上から容易に触知できるので隆椎とよばれる。
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