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消化管の粘膜の下にある筋肉の層。*1
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体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
胃カメラ(内視鏡)を用いた食道の筋層切開。食道アカラシアの治療法。体表面に傷が付かず、食道アカラシアの原因となる筋肉を切開する長さを患者に合せて変えられる利点がある。
摂取した食品が消化・排泄されるまでに通る器官の総称。腸管とも呼ばれる。口腔、咽頭、食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸、肛門までを指す。全長は約6m。コリン作動性神経から遊離されるアセチルコリンによって収縮する。消化管を支配する交感神経は主に腹腔神経節や腰神経節を経由して到達した節後神経線維。食道から横行結腸までは延髄迷走神経背側核に由来する副交感神経、下行結腸から直腸までは仙髄中間質外側核に由来する副交感神経に支配されている。
消化管などの内臓の内側(内腔)などに存在し、それを保護する役割を持つ層状の組織。粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層の二層、またはこれらに粘膜筋板を加えた三層から構成される。例えば、胆嚢の粘膜は粘膜筋板の無い二層であるが、食道や胃などの消化管には粘膜上皮が存在する。粘膜は病原体の侵入を防ぐ免疫を持つ。主に分泌型IgAが産生される。粘膜面には,B2系B細胞に加え,T細胞非依存的に多糖類や脂質などの病原体に共通する抗原に対する抗体を産生し,骨髄外で成熟するB1系B細胞が多くみられる....…
子宮において、受精が起こる部位。卵子の最後の成熟は卵管で行われる。複雑な襞を形成する粘膜と筋層、漿膜から構成される。卵管内側の上皮細胞は繊毛を持ち、繊毛の運動によって卵子が卵巣から子宮へ向かうための分泌液の流れができる。卵管内側にある多繊毛細胞の繊毛の向きは二種類のタンパク質(CAMSAP3とCELSR1)を介して細胞内・細胞間で揃えられる。タグ:
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