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コリン作動性神経のムスカリン受容体に対するアンタゴニスト。硫酸との塩(硫酸アトロピン)として使用される。ヒヨスチアミンのラセミ体であり、dl-ヒヨスチアミンとも。平滑筋や心筋、外分泌腺などを支配するコリン作働性の節後神経に選択的に作用する。消化管の運動を抑制する。
カルバコールがメチル化したコリンエステル。慢性胃炎、迷走神経切断後、手術後および分娩後の腸管麻痺、麻痺性イレウスなどによる消化管機能低下や手術後、分娩後および神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難に対する治療薬。商品名はベサコリン。節後神経(副交感神経)刺激によるムスカリン様作用により、胃腸の運動と緊張を高め、胃液の分泌を促進する。
瞳孔が縮小する現象。瞳孔が2mm以下に縮んだ状態。対光反射や物理的な刺激、睡眠時などに起こる。ピロカルピン、アセチルコリン、ムスカリンなどは節後神経であるコリン性神経を刺激し、縮瞳をおこさせる。
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