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神経細胞の樹状突起から複数伸びる小さな突起。単にスパインとも呼ばれる。1つの神経細胞には数千のスパインがある。他の神経細胞からの軸索の多くはスパイン上でシナプス(シナプス間隙)を形成する。大脳皮質の興奮性シナプスの約8割が樹状突起スパイン上に存在する。樹状突起スパインの形状などは学習や記憶に応じて変化する。樹状突起スパインとは神経細胞の樹状突起から突き出ている小区画であり、脳のほとんどの興奮性シナプスの入力を『受信』しています。樹状突起スパインは脳の正常な成熟課程を通じて成長…
15番染色体が父親側の片親性ダイソミーの場合に発症する症候群。患者の約70%に15番染色体長腕q11.2の欠失が報告されている。重度精神遅滞やてんかん、発作的な笑い、筋緊張低下、小頭、下顎突出、あやつり人形様失調歩行などが見られる。タグ:
精神障害の診断と統計マニュアル第4版改訂版(DSM-IV-TR)においては、18歳以前に以下の条件に当てはまる状態とされる。精神遅滞とも。+個別施行における知能検査で、およそ70またはそれ以下のIQ(幼児においては、明らかに平均以下の知能的機能であるという臨床的判断による)。+現在の適応機能(すなわち、その文化圏でのその年齢に対して期待される基準に適合する有能さ)の欠陥または不全が、コミュニケーション、自己管理、家庭生活、社会的/対人的技能、地域社会資源の利用、自立性、発揮さ…
温覚や痛覚、発汗機能の欠如および精神遅滞を伴う常染色体劣性遺伝疾患。原因は神経成長因子の受容体の遺伝子であるTrkA(NTRK1)の変異。無汗症などの自律神経の障害が見られないタイプ(先天性無痛症)もある。先天性無痛症患者の脊髄後根には、痛みの伝達に関わるAδ線維およびC線維が存在しないことが知られている。
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