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一型糖尿病によって引き起こされるケトーシス。
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糖尿病のひとつ。治療にインスリンの投与が必要になるためインスリン依存性糖尿病とも呼ばれる。自己免疫疾患のひとつでもある。膵臓のβ細胞に対する自己抗体による自己免疫によってβ細胞の破壊が起こり、必要な量のインスリンの分泌ができなくなることが原因とされる。肥満やメタボリックシンドロームに関係なく300人に1人の割合で発症していることが知られており、遺伝的な要因によると考えられている。自力でインスリンの分泌ができないため、毎日注射によってインスリンを体外から補充する必要がある。
糖ではなく脂質(からできるケトン体など有機酸)を主な栄養源とする状態または、その状態によって引き起こされるケトン体の蓄積によって起こる症状。ケトン症や高ケトン血症とも呼ばれる。ダイエットや摂食障害、一型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)で起こる。血液中にケトン体という脂質の代謝産物がたまって、ケトーシスという状態におちいります。ケトン体は強い酸性の物質のため、 血液が過度に酸性になり、重症な場合には昏睡状態におちいることもあります(これを糖尿病性ケトアシド-シスといいます)。ケ…
ヒトの肝臓において、空腹時に脂質の分解によって生成される以下のケトンの総称。全て強い酸性を示す有機化合物。-アセト酢酸-β-ヒドロキシ酪酸-アセトンケトン体は肝臓では分解することができない。水溶性であり、血液によって心臓や筋肉へ移動する。細胞膜を通過しやすい性質がある。細胞内でアセチルCoAとなりクエン酸回路で代謝される。アセトン以外はグルコースの欠乏時に脳のエネルギー源として利用される。肝臓で生成されたケトン体は肝臓では利用されず,血中に放出されて骨格筋などの肝外組織に取り…
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