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グルココルチコイドを参照。
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肉体や精神にかかる負荷のこと。人間がストレスを受けると、それに対するストレス反応が中枢神経系や身体の各部位で発生する。例えば、脈拍が速くなり血圧が上がるなどである。過度のストレスによって生活習慣病の発症率の増加が確認されており社会問題となっている。胃潰瘍などの疾患や、脳への様々な悪影響が確認されている。動物に共通する代表的なストレス反応は「視床下部-下垂体-副腎皮質ストレス反応系(HPA軸)」と呼ばれ、身体的・心理的ストレスを受けた場合は、この反応によって副腎皮質ホルモンが分…
ベクロメタゾンとプロピオン酸のエステル。強力な抗炎症作用を持つステロイド(グルココルチコイド)。プロピオン酸ベクロメタゾンとも呼ばれる。分子式は C28H37ClO7アレルギー性鼻炎および血管運動性鼻炎に対する点鼻薬の有効成分。商品名はコンタック鼻炎スプレー、パブロン鼻炎アタックなど。消化管のGVH病(移植片対宿主病)を抑制するためにも使用される。プロピオン酸ベクロメタゾン(beclomethasone dipropionate: BDP)は,腸粘膜から吸収されたのち速やかに…
副腎の副腎皮質から分泌される3種類のステロイドホルモンの総称。-ミネラロコルチコイド(鉱質コルチコイド)-グルココルチコイド(糖質コルチコイド)-アンドロゲンストレスを受けたときに分泌されるストレスホルモンの一種でもあり、体の抵抗性を強める効果があるが、脳への悪影響も確認されている。このホルモンが過剰に分泌される病気をクッシング病と呼び、クッシング病患者の海馬には異常がみられる。副腎皮質ホルモンの生成にはビタミンC(アスコルビン酸)を大量に必要とするため、副腎皮質にビタミンC…
ステロイドを骨格に持つ、以下のホルモンの総称。-鉱質コルチコイド(ミネラロコルチコイド)-糖質コルチコイド(グルココルチコイド)-アンドロゲン
副腎皮質ホルモンの分類のひとつ。糖質コルチコイドとも呼ばれる。-コルチゾール-コルチゾン-コルチコステロングルココルチコイドをリガンドとする受容体(グルココルチコイド受容体)は、アレルギー疾患の発症に関わる。細胞質にあるグルココルチコイド受容体に結合することで、遺伝子の転写を活性化する作用を持つ。脳がストレスを感じると、視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出因子が、続いて脳下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモンが放出され、さらに副腎皮質からグルココルチコイドが分泌され、抗ストレス作…
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