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ウロポルフィリノーゲンデカルボキシラーゼの活性低下に起因し、日光暴露部の色素沈着や水疱が主体となる肝性ポルフィリン症。中年以降に発症する。尿中にウロポルフィリノーゲンⅠが増加し、糞便中にはイソコプロポルフィリノーゲンが増加する。飲酒による肝障害によって後天的に起こるものと、常染色体優性遺伝疾患として発症するものがある。
タンパク質中のトリプトファンが腸内細菌により代謝されて生じる芳香族化合物。インドールのメチル化誘導体であり、3-メチルインドールとも。糞便に含まれ、悪臭がある。動物実験では、スカトールの摂取により大腸においてデオキシコール酸の産生の増加、PPARγの発現低下、糞便中インドール濃度の増加を引き起こすため、炎症性腸疾患や大腸がんの一因となる可能性が示唆されている。
西アジアから南東ヨーロッパが原産のマメ科トリゴネラ属の一年草本であるコロハの種子。カレーに用いられる香辛料。フェネグリークとも。ジオスゲニンの配糖体であるジオスシンとトリゴネリンを主成分として含む。4-ヒドロキシイソロイシンやガラクトマンナンも含まれる。ラットにおいて、フェヌグリークは食事に含まれる脂質の排泄を促進することによって肝臓および白色脂肪組織への脂肪蓄積を抑制し、体重増加を抑制することが示唆されている。フェヌグリークのエタノール抽出物が小腸での胆汁酸塩吸収を抑制する…
腸内細菌の属のひとつ。2008年にクロストリジウム属やルミノコッカス属の一部の菌種が再分類されて提唱された新菌属。ヒトの糞便などからの新菌種などを合わせて現在では11菌種が属する。人種に関わらず、全腸内細菌の3~11%程度を占める。糖尿病や肝硬変、大腸がん、関節リウマチの患者で減少していることが報告されている。また、ブラウティアが腸内に多いと内臓脂肪の面積が小さいことが報告されている。
動物の糞便から最初に単離された、グルコシルセラミドを加水分解するブラウティア属の細菌。
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