健康用語WEB事典

納豆キナーゼ(nattokinase)

納豆菌が産生する、血栓を構成するフィブリン線溶する作用を持つ酵素ナットウキナーゼとも表記される。*1

また、エラスチンを分解するエラスターゼとしての活性も持つことが報告されている。

以上,納豆中のエラスターゼ活性はナットウキナーゼそのものにあるものと思われる,エラスターゼはおもにブタ由来のものが現在,臨床的に高脂血症の改善,あるいは抗動脈硬化目的で経口投与剤として使用されているが,これまでの納豆の伝承的な効能とこのエラスターゼ活性との関与については今後さらに検討する必要がある.*2

*1KAKEN — 研究課題をさがす | ナットウキナーゼによる血栓溶解作用についての研究 (KAKENHI-PROJECT-02558013): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-02558013/
*2納豆中のエラスターゼ活性とナットウキナーゼ: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nogeikagaku1924/73/11/73_11_1187/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2018-03-05 (月) 09:46:46