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キラーT細胞のこと。
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セマフォリンのひとつ。樹状細胞とT細胞の相互作用に必要。IL-33が樹状細胞のセマフォリン4Aの発現を誘導して細胞傷害性T細胞(CD8陽性T細胞)のIFN-γ産生を促進し、抗腫瘍免疫を活性化させることが報告されている。タグ:
獲得免疫の中心的な働きをするT細胞。胸腺で作られ全身を循環する。ヘルパーT細胞は、CD4だけを細胞表面マーカーとして持つため、CD4+T細胞やCD4陽性T細胞とも呼ばれる。Th細胞とも表記される。ヘルパーT細胞は、末梢組織に出てきた段階では機能が未確定(ナイーブヘルパーT細胞)で、リンパ節で樹状細胞からの抗原提示を受けて初めて応答性が決定する。細胞表面のTCRによって抗原提示細胞が持つMHCクラスⅡ分子に挟み込まれたペプチドを認識して結合する。抗原提示細胞から抗原の情報を受け…
非自己と認識した異物を攻撃するT細胞。主にウイルスに対する免疫を担当する。キラーTリンパ球や細胞傷害性T細胞、CD8陽性T細胞(CD8+T細胞)、Tc細胞などとも。CD8+T細胞は、細胞傷害性T細胞として自己・非自己の識別や不用な細胞やウイルス感染した細胞、ガン化した細胞など生体に危害を与える細胞の殺傷・除去に関わっている。樹状細胞からの抗原提示を受ける。MHCクラスⅠ分子に挟み込まれた病原体由来のペプチドを認識する。病原体に感染した体細胞はMHCクラスⅠ分子によって病原体由…
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。胸腺から出たばかりのT細胞(ナイーブT細胞)は、リンパ節内でマクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞から受け取った抗原の情報を元に活性化T細胞に分化する。T細胞は抗原(病原体そのもの)を直接認識することができないため、抗原提示細胞からMHCを介して、T細胞の表面に存在するT細胞抗原受容体と言う膜タンパク質で抗原の情報(抗原の破片であるペプチド…
自然免疫の段階で免疫記憶(免疫学的記憶)した抗原に対する免疫。適応免疫とも。脊椎動物に特有。特定の異物に対してのみ選択的に働くので、特異的免疫とも呼ばれる。また、外界のあらゆる異物に反応できる多様性を持つ。病原体が二次リンパ器官に到達することで引き起こされる。主にT細胞とB細胞によるもの。獲得免疫は,後天的に外来異物の刺激に応じて形成される免疫であり,高度な特異性と免疫記憶を特徴とする。異物を認識するのは,リンパ球がつくる抗体やT細胞受容体で,それらの遺伝子はリンパ球の分化過…
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