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増殖因子を参照。
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自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
がん細胞が形成する、細胞外基質を破壊して浸潤や転移するための細胞膜構造。浸潤突起の形成は細胞増殖因子の刺激やインテグリン活性化、メカノトランスダクションなどにより誘導される。浸潤突起は正常な細胞が発現するポドソームと良く似た分子構成を持ち、血管壁などの細胞外基質を分解する。中心構造はアクチン線維であり、これを制御する様々なタンパク質が局在する。
ホルモンやサイトカイン、細胞増殖因子、神経伝達物質を除く生理活性物質の総称。ギリシャ語で「自分自身を調整する物質(self drag)」を意味する。分泌する細胞の近くにある細胞に作用する性質から局所ホルモンとも呼ばれる。オータコイド autacoid は産生部位周辺にその作用を及ぼす物質の総称で、局所ホルモンと呼ばれることもある。
細胞の受容体に結合し、細胞増殖を促すもの。細胞の種類によって作用する増殖因子が異なる。細胞増殖因子や成長因子とも呼ばれる。-上皮細胞増殖因子(EGF)-線維芽細胞増殖因子(FGF)-血小板由来増殖因子(PDGF)-血管内皮細胞増殖因子(VEGF)これらをリガンドとする受容体は、共通してチロシンキナーゼを持つ。
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