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細胞間に存在する物質の総称。細胞外基質は細胞間物質に含まれる。
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出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。発見当初は凝固ビタミンと呼ばれ、凝固を意味するドイツ語「Koagulations」の頭文字を取ってビタミンKと名付けられた。ビタミンKは、酸化型ビタミンKから還元型ビタミンKを経てビタミンKエポキシドへと変換されるサイクルを回ることによって血液凝固因子が作られ、出血した際に血を止める役割を果たす。このサイクルはワルファリンによって阻害される。骨形成や動脈壁の石灰化抑制にも関…
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
細胞の外を満たしている、生体組織のうち細胞以外の部分のこと。細胞外マトリックスとも呼ばれる細胞は、細胞外基質に接着した状態でなければ増殖できずアポトーシスを起こす。この現象は足場依存性と呼ばれる。細胞外マトリックスは、文字通り、細胞の外周に形成される線維状あるいは網目状の構造体の総称である。解剖学的には、結合組織の主体である間質と上皮組織を裏打ちする基底膜に大別される。… 細胞外マトリックスの主要成分はコラーゲンであるが、それ以外に各種プロテオグリカン、フィブロネクチンやラミ…
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