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消化管をはじめとした粘膜面やその分泌液に含まれ、粘膜の防御に重要な免疫グロブリン。単量体、またはJ鎖に結合した二量体や三量体として存在する。血清中に含まれる免疫グロブリンの75~80%はIgGであるが、空腸液では85~90%、初乳では95%がIgAである。単量体はリンパ節や脾臓、骨髄で作られて血液中に分泌される。二量体は粘膜下のリンパ組織で作られて腸管内や乳、唾液、汗、涙などに含まれる。小腸のパイエル板などで産生され、腸管や鼻腔などの粘膜から体外に出て病原体に結合できるため、…
トレハロースのグリコシド。抗齲蝕作用およびビフィドバクテリウム属の成長促進効果を有する。ヒトの顔面における細菌叢の働きを向上させる。-6-O-α-グリコシルトレハロース
リンパ節や脾臓、小腸などの粘膜に存在する二次リンパ器官であり、腸管関連リンパ組織(GALT)の構成要素。粘膜上皮を介して体内に入った抗原が集積する。M細胞を持つ。パイエル板の胚中心にはIgA産生前駆B細胞が多く存在する。腸の粘膜は、食物や食物とともに摂取される外来微生物、40兆個にも及ぶ腸内常在細菌叢などの異物に常にさらされています。これらの中には病原性を持つものが含まれていることから、腸管には免疫細胞が集まったパイエル板などの腸管免疫組織が発達しています。口から入った抗原は…
生体の腸内や皮膚、口腔などで共生している膨大な数の微生物の総称。細菌叢や微生物叢、マイクロフローラとも言われる。腸内のマイクロバイオータは特に腸内細菌叢と呼ばれる。また、マイクロバイオームはゲノム全体としての総称であり区別される。私たちの腸には多数の腸内細菌が共存しています。その多種多様な細菌社会をマイクロバイオータと言い、皮膚表面のマイクロバイオータの多様性は腸内をしのぐことがわかってきました。
微生物が形成するコミュニティーのこと。微生物叢や細菌叢やマイクロバイオームとも呼ばれる。-腸内フローラ(腸内細菌叢)
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