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顔面痛や頭痛に対する漢方。駆風触痛湯とも。以下の生薬から構成される。-バクモンドウ(麦門冬)-オウゴン(黄芩)-キョウカツ(羌活)-キョウカツ(独活)-ボウフウ(防風)-ソウジュツ(蒼朮)またはビャクジュツ(白朮)-トウキ(当帰)-センキュウ(川芎)-ビャクシ(白芷)-マンケイシ(蔓荊子)-サイシン(細辛)-カンゾウ(甘草)-コウホン(藁本)-キクカ(菊花)-ショウガ(生姜)コウホン(藁本)、キクカ(菊花)、ショウガ(生姜)はなくても可。
冷えがある場合の頭痛や下腹部痛、腰痛、霜焼けなどに対する漢方。構成生薬はタイソウ(大棗)、ケイヒ(桂皮)、シャクヤク(芍薬)、トウキ(当帰)、モクツウ(木通)、カンゾウ(甘草)、ゴシュユ(呉茱萸)、サイシン(細辛)、ショウガ(生姜)。
マオウ(麻黄)、ブシ(附子)、サイシン(細辛)の3つの生薬で構成される漢方。構成生薬が少ないため即効性があるが、麻黄剤の副作用も起こりやすい。身体を温める作用が強いため、冷え症がある女性や高齢者に対して使用されることが多い。
気管支炎や喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒などの治療薬となる漢方。アレルギー性鼻炎に対して高頻度で用いられる。構成生薬はマオウ(麻黄)、ハンゲ(半夏)、カンキョウ(乾姜)、カンゾウ(甘草)、ケイヒ(桂皮)、ゴミシ(五味子)、サイシン(細辛)、シャクヤク(芍薬)。
正月の祝儀に用いられる薬酒。清酒やみりんに複数の生薬(屠蘇散)を漬け込んだもの。現在ではサンショウ(山椒)、サイシン(細辛)、ニッケイ(肉桂)、カンキョウ(乾薑)、ビャクジュツ(白朮)、キキョウ(桔梗)などが主に用いられる。国内における初のリキュール。屠蘇は漢の医者である華佗が発明したもので、平安時代初期に伝来したとされる。語源は「蘇」という悪鬼を屠るという意味。胃腸の働きを整え、喉や気管支を保護し、風邪の予防や初期に有効とされる。
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