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血管径が200μm未満の静脈。*1
関連する用語
リンパ節(リンパ節傍皮質)に存在する、リンパ球の出入りに関わる細静脈。正六面体で背の高い内皮細胞を持つ。血液中を循環するリンパ球がリンパ節に移動するのを助ける特異的な受容体を発現する。また、リンパ球のみを引き寄せる様々なケモカインを産生する。樹状細胞のうち形質細胞様樹状細胞は高内皮細静脈を介して血行性にリンパ節に移住する。リンパ球は細胞接着分子であるL-セレクチンやインテグリンによって高内皮細静脈に結合し、そこからリンパ節内に取り込まれる。詳細な移行順序は以下の通り。+L-セ…
毛細血管から続く細静脈。後毛細管細静脈の内皮細胞は高内皮細静脈であり、リンパ球をリンパ節へ取り込む。
血小板由来増殖因子(PDGF)のひとつ。網膜のアストロサイトはPDGF-BBの受容体であるPDGFRαを発現する。網膜の細動脈および細静脈を被覆するペリサイト亜群がPDGF-BBの過剰産生に反応して異常増殖し、網膜剥離の主要因である増殖膜形成に関与することが報告されている。
長さの単位。1mmの1000分の1。マイクロメートル。
心臓へ流れ込む(戻る)血液の流れる血管のこと。主に脚の筋肉が静脈の流れを作る。静脈には血液の逆流を防止する弁(静脈弁)があり、これは動脈には存在しない。動脈を流れて体の末端に送られた血液の90%が静脈となり、残りの10%は毛細血管から細胞周辺に漏れて組織液となる。
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