最近更新された用語
腎臓や胆嚢に発生するシュウ酸カルシウムなどの不要物質の結晶。結石が詰まることで現れる症状を結石症?と呼ぶ。
関連する用語
腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患。尿路に詰まる結石、またはそれによる症状(尿路結石症)のこと。十人に一人の割合で発生するとされる。有効な予防法は水分補給のみ。また、発症には遺伝的要因があることが示唆されている。再発も起こりやすい。症状は激しい痛みであり、血尿が出ることもある。5mm以下の小さい結石は自然に排出させる。尿路結石の形成に深く関わるカルシウム結合タンパク質としてオステオポンチン、プロトロンビンフラグメント1、カリグラニュリンAの三種類が知られている。-腎結石…
ブナ科コナラ属のカシ類。国内では宮城県および新潟県以西に分布する。葉の裏が白いことが名前の由来で、漢字では裏白樫。葉から得られるウラジロガシエキスは腎臓および尿管における結石の排出促進剤として使用される。タグ:
尿に蓄積するシスチンが多発性の結石を形成する遺伝性疾患。重篤な腎機能障害の原因となる。原因遺伝子としてrBAT(SLC3A1)およびBAT-1(SLC7A9)が知られている。国内では1〜2万人に一人の難病。尿からシスチンの再吸収を行うAGT1の変異がシスチン尿症の一因になることが示唆されている。タグ:
管腔臓器が強く攣縮した際に起こる痛み。身体を真っ直ぐにしていられないほどの脇腹の激しい痛み。結石の症状。血尿や嘔吐を伴う場合がある。
食物や異物が胃液などの消化液によって胃内で変化して形成される結石。その構成成分によって以下のように分類される。-毛髪胃石-植物胃石--柿胃石国内では胃石の60~75%が柿胃石とされる。治療にコーラによる溶解が有効であった例が報告されている。炭酸を抜いたコーラでは効果が無い。胃石の溶解は二酸化炭素による気泡が主な要因であり、pHによる影響は否定的。自覚症状としては心窩部の不快感や腹部膨満感、悪心,嘔吐など。合併症として20~30%に胃潰瘍や腸閉塞を認める。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。