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金属元素のひとつ。糖類やコレステロール、結合組織、タンパク質の代謝、インスリンの働きなどに関与するミネラル。成人の体内に2〜6mgが存在する。栄養素となるのは三価クロムであり、六価クロムは人体に有害。吸収された三価クロムは血液中でトランスフェリンに結合し、肝臓へ運搬される。クロムの吸収率は3%未満。通常の食生活では不足することは稀だが、糖尿病、砂糖の過剰摂取、極度の運動、外傷によってクロムの排泄量が増加する。クロムは牛肉や小麦粉などに多く含まれる。成人以降は食事による推奨摂取…
肉類を含む哺乳類由来の食品に対するアレルギーの一種。マダニに噛まれることによってアルファガルと呼ばれる糖分子が体内に入ることが原因となる。タグ:
出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。発見当初は凝固ビタミンと呼ばれ、凝固を意味するドイツ語「Koagulations」の頭文字を取ってビタミンKと名付けられた。ビタミンKは、酸化型ビタミンKから還元型ビタミンKを経てビタミンKエポキシドへと変換されるサイクルを回ることによって血液凝固因子が作られ、出血した際に血を止める役割を果たす。このサイクルはワルファリンによって阻害される。骨形成や動脈壁の石灰化抑制にも関…
ランゲルハンス島のPP細胞(F細胞)で産生され分泌される、36個のアミノ酸からなるホルモン。PPファミリーのひとつ。膵臓から分泌されるホルモン全体の1%程度を占める。食後直ぐに分泌が始まり、4〜6時間は高い濃度となる。主に迷走神経を刺激する。膵ポリペプチドは特に肉類の摂取により分泌が促進され、消化管機能や膵外分泌機能の調節因子として働くと考えられている。ヒトでは分子量約1万の前駆体からプロセシングされ、前駆体のC末端から生じる20アミノ酸残基のイコサペプチドとともに細胞外へ分…
ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
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