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胆管のうち、肝臓の中を通る部分。
肝内胆管がんは、肝臓のがんの中では肝細胞がんに続いて2番目に多い。*1
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国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。症状は、細胞が無秩序な増殖を繰り返し、周囲の組織や他の組織にまで侵入(浸潤)し、自他の組織を破壊する悪性腫瘍となる。がん細胞は、ATPを常に解糖系で生成しており、大量の乳酸を生じさせる(ワールブルク効果)。また、浸潤や転移を行うために、基底膜のメラニンやコラーゲンを分解するための酵素の活性が高くなっている。がん細胞自体は1日5000個程度生まれていると考えられているが、生体の免疫によってがん細胞は…
人体の中で最大の臓器。体内のエネルギーを骨格筋とほぼ同じ割合(21.3%)で消費する。重さは体重の約2%を占める(1.0〜1.5kg)。レバーとも呼ばれる。右葉と左葉に分けられ、間には肝鎌状間膜が存在する。右葉は左葉よりも大きく、その下面には胆嚢が存在する。肝臓を構成する細胞は、その大部分を占める肝細胞(肝実質細胞)と、肝臓で作られた胆汁を十二指腸へ運ぶ胆管の細胞である胆管細胞に分けられる。肝臓には細胞(肝細胞とそれ以外の肝非実質細胞)が2500億個もあるとされ、非常に高い再…
胆道の一部。肝臓左右の肝内胆管が合流してできた二本の太い管が肝臓外で合流してできる一本の管。総肝管に胆嚢から出る胆嚢管が合流すると総胆管となる。
肝臓から分泌される胆汁が通る部位の総称。-胆管--肝内胆管--肝外胆管-胆嚢-十二指腸乳頭部
胆嚢や胆管など、胆汁が通過する部位に胆石ができる現象。日本人の胆石保有率は7人に1人と推定されている。女性の発症率は男性の2倍であり、40代の肥満の女性に特に多いとされる。胆石は超音波検査で発見される。胆石ができる位置の違いによって以下のように分けられる。-肝内結石(肝内胆管)-胆管結石(胆管)-胆嚢結石(胆嚢)脂肪の多い食事の後1〜2時間経った頃や夜中に起こるのが特徴。胆石発作と呼ばれる突然の強い痛みが右側腹部周辺で起こる。細菌感染による胆嚢炎を起こす場合がある。典型的な症…
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