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肺に起こる炎症の総称。肺炎球菌の感染などが原因となる。
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B細胞の最終分化段階である形質細胞の悪性腫瘍。全身の骨を侵食する。40歳以後(特に60~70歳)に多く発症するとされる。多発性骨髄腫は骨髄の中にある形質細胞が腫瘍になったものだ。... 悪性リンパ腫とは違い、発見された時点ではすでに骨髄のあちらこちらで病気が広がっている。骨髄の中で腫瘍をつくるので、骨のエックス線写真を撮影すると、骨にボコボコと孔のあいている様子がわかる。異常な形質細胞(骨髄腫細胞)が骨髄の細胞の10%を超え、M蛋白が3g以上あれば多発性骨髄腫と診断される。ま…
歯を支える組織がプラーク中の歯周病菌によって破壊される感染症。歯肉炎と歯周炎に分けられる。炎症が続くと骨を溶かす細胞(破骨細胞)が活性化されて歯を支えている骨である歯槽骨などの歯周組織が破壊されることによって歯が抜ける。歯周病に罹患すると,セメント質,歯根膜および歯槽骨が細菌に侵され,炎症性の骨吸収に伴う歯周組織の崩壊が進行する.これらの疾患は初期に対応すれば治癒は可能だが,重度に進行したケースでは抜歯に至り,ついには咀嚼機能障害にまで陥ることになる.歯肉が赤く腫れるが、痛み…
ヒトの口腔や腸内に生息する常在菌。グラム陰性の桿菌。クレブシエラ・ニューモニエとも。日和見感染を起こし、肝膿瘍や敗血症、髄膜炎、肺炎などの原因となる。院内感染の原因菌のひとつで、多剤耐性化が起こりやすい。Th1細胞を強く誘導する作用を持ち、肺炎桿菌の腸管内への定着がTh1細胞の過剰な増殖や活性化を引き起こすことが報告されている。通常は腸内細菌が肺炎桿菌の定着を阻止しているが、抗生物質の服用などによって腸内細菌叢が乱れると定着して増殖する。タグ:
細菌性肺炎の原因となる細菌。主にストレプトコッカス・ニューモニエを指す。鼻や喉の常在菌。免疫力が低下した場合に様々な疾患の原因となる。この肺炎球菌による感染症にかかりやすいのが、高齢者や免疫がまだ充分に発達していない子供なのです。特に子供では、髄膜炎や菌血症などの重症感染症により重い後遺症を残したりすることもあります。また、高齢の方で特に心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全、肝機能障害、糖尿病のある方などでは、肺炎が重症になる傾向があります。 肺炎球菌がヒトの体内で増殖や病…
細菌の感染が原因となる肺炎。原因となる細菌には肺炎球菌(主にストレプトコッカス・ニューモニエ)、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、肺炎桿菌などがある。世界中で毎年100万人以上が死亡する。自覚症状は発熱や倦怠感、咳、痰(黄色のことが多い)、呼吸困難。結核菌による細菌性肺炎は肺結核として区別される。タグ:
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