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血栓が下肢の表在性静脈にあり、そこで静脈炎を併発した状態。静脈の罹患部位に圧痛や発赤、腫脹が認められる。通常、症状は約10日以内で消退し、その後に索状に硬化した静脈を残す。一般的に予後は良好とされる。子宮内膜炎など感染症に続発する。下肢静脈瘤に合併し、静脈瘤の中に血液の固まりができることによる足の腫脹、赤化、静脈に沿った固いしこりの発生発生などが起こる。上行性血栓性静脈炎は頻度は低いが、深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症の原因となり致死的になる場合がある。
急性の肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の治療薬。アンチトロンビンⅢの抗血液凝固第Ⅹa因子活性を顕著に増強させることでトロンビン産生を阻害する。商品名はアリクストラ。トロンビンを阻害しなくても凝固カスケード上流の血液凝固第Ⅹa因子を阻害することにより血栓症を予防・治療できることを実証した。
深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症の総称。
血栓が血管を塞ぎ、血液の流れが滞ることで発生する病気の総称。血栓塞栓症とも呼ばれる。具体的には心筋梗塞や脳梗塞、肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)などがある。世界的に死因として最も多い。
血管を詰まらせる原因になるもののこと。塞栓子は固体以外にも、液状や気体などがあり得る。-生体内生成物質(血栓 / 腫瘍 / 羊水)-生体構成物質(脂肪 / 骨髄)-外来性物質(空気)-脳梗塞-心筋梗塞-肺塞栓症(肺血栓塞栓症)
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