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胃を構成する、以下の6層からできる組織。*1
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消化器(消化管)のひとつ。入り口は食道(噴門)、出口は十二指腸(幽門)に繋がる。胃液を分泌してタンパク質の消化を行う。摂取した食物や薬物が胃で滞留する時間は約2時間。容量は成人で1200〜1400mL。胃で分泌される粘液は以下の2種類に分類される。-表層粘液(表層粘液細胞)-腺粘液(幽門腺細胞、副細胞)大きく胃底部、胃体部、胃前庭部の3つの部位に分けられ、胃酸および内因子を産生する胃壁細胞およびペプシノーゲンを産生する主細胞は胃底部および胃体部に存在する。前庭部にはガストリン…
気道や消化管を中心とする上皮細胞の膜表面(アピカル側)に分泌され、外部の刺激から上皮細胞を保護する役割を有する分子量4,500万以上の高分子糖タンパク質。小胞体で合成されて細胞内顆粒に蓄えられ、 様々な刺激に反応して細胞外へ開口放出により分泌される。 私達の消化管内には、摂取した食物や腸内細菌が存在している。そのため消化管の表面は粘液で保護されている。この粘液の主成分はムチンと呼ばれる物質である。ムチンは非常に多くの糖が結合したタンパク質(糖タンパク質)であり、これが不足する…
人体に必要なビタミンのひとつ。ビタミンBに分類される水溶性ビタミン。1948年に悪性貧血の特効薬として発見された。12という数字は見つかった順番ではなく、当時次々とビタミンB群が発見されていたため、番号が重ならないように余裕を持たせたため。化学名はコバラミン。以下の複数の化合物がビタミンB12に分類される。-シアノコバラミン-アデノシルコバラミン-メチルコバラミン(メコバラミン)-スルフィトコバラミン-ヒドロキソコバラミンサプリメントにはシアノコバラミンやヒドロキソコバラミン…
数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。
消化性潰瘍の一つ。胃酸が胃自身の粘膜を消化してしまい、胃壁がただれる病気。胃粘膜を損傷する食事の仕方やストレス、ピロリ菌などの影響があるとされる。脳卒中の急性期に胃潰瘍が好発することが知られている(心身症)。通常、胃粘膜はアルカリ性の粘液で保護され、酸性度の強い胃液の攻撃を防いでいますが、大量のアルコールや香辛料のような刺激の強い飲食物などの影響でこの保護が破れてしまうと、酸がそのまま胃壁に接触し、炎症を起こします。この状態が慢性化することで胃潰瘍が発症するのです。香辛料は、…
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