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植物の種子において、胚発生のための栄養を貯蔵している組織。一部の植物の胚乳は食用となる。*1
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カカオ豆を焙炒し種皮を取り除き、内部の胚乳部分を磨砕したもの。カカオ豆からできるカカオニブを細かくすり潰したもの。チョコレートの原料。カカオマスには油脂(ココアバター)が55%ほど含有されているため、すり潰したカカオ豆はペースト状となる。タグ:
ココヤシの実の白い胚乳から抽出される油脂。飽和脂肪酸が多く、24℃以下では固体。ココナッツオイル(ココナッツ油)とも。脂肪酸は、ラウリン酸が47%、ミリスチン酸が17%、カプリル酸が10%、パルミチン酸が8%。消費されやすい中鎖脂肪酸が多く、脂肪として蓄えられにくいとされる。ビタミンEを微量含む。タグ:
マカダミアナッツの仁(胚乳)から得られる油脂。ローストタイプは香りや色が濃くなる。脂肪酸はオレイン酸が57%、パルミトレイン酸が23%、パルミチン酸が8%。他の食用油にはあまり含まれないパルミトレイン酸が豊富で、ビタミンEも含まれる。γ-トコフェロールとδ-トコフェロールの含有量が多く、リノール酸が2.0%、リノレン酸が0.1%と多価不飽和脂肪酸が極端に少ないため酸化安定性が高い。タグ:
松の実(パインナッツまたはパインシード)の胚乳から得られる油脂。パインシードオイルとも。ピノレン酸が含まれるのが特徴。脂肪酸はリノール酸が44%、オレイン酸が25%、α-リノレン酸が21%。ビタミンAやビタミンEが含まれる。タグ:
小麦の外皮を除いた部分(主に胚乳)を粉状にしたもの。小麦の外皮は硬く、消化率が低いため食用とならない。主成分はデンプン(約70%)とタンパク質(約10%)。小麦粉粒は胚乳(約83%),表皮(約15%),胚芽(約2%)から構成されている。小麦製粉は表皮や胚芽の混入を最小限に抑えて胚乳部を採取出来るように工夫されている。小麦粉に水を加えるとグルテンが形成され、粉同士が強固に結合する。グルテンの形成能の違いによって以下のように分類される。-強力粉-中力粉-薄力粉アラビノキシランを分…
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