胚性がん細胞(embryonal carcinoma cell) †
悪性奇形腫から発見され、初めて体外で培養された多能性幹細胞。ES細胞の樹立の元となった。胚性癌腫細胞やEC細胞とも呼ばれる。*1*2
EC細胞の重要な点は癌細胞ではあるが、未分化で分化全能性を持つ胚細胞に似ていることである。これらのEC細胞株は未分化状態のままシャーレ上で維持することができ、さらに特定の薬剤添加等により、様々な細胞に分化誘導することができる。*3
*1理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 多能性幹細胞研究プロジェクト 幹細胞の多能性を規定する分子機構 丹羽仁史: http://leading.lifesciencedb.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/Niwa-1.e008-PDF.pdf
*2注目すべき胚幹細胞株の特徴 ~ 胚幹細胞株の先輩株:胚性癌腫細胞株: https://www.nig.ac.jp/museum/genetic/05_m.html
*3大阪大学 微生物病研究所 -病気のバイオサイエンス-: http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/BioScience/page13/index_13.html
*2注目すべき胚幹細胞株の特徴 ~ 胚幹細胞株の先輩株:胚性癌腫細胞株: https://www.nig.ac.jp/museum/genetic/05_m.html
*3大阪大学 微生物病研究所 -病気のバイオサイエンス-: http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/BioScience/page13/index_13.html
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このページの最終更新日時: 2018-08-23 (木) 10:54:40