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胚性幹細胞に対し、成体内に存在する未分化な細胞で、増殖、組織に応じた分化能を持つ幹細胞。組織特異的幹細胞とも呼ばれる。タグ:
造血系および腎臓の機能維持において重要な役割を担う転写因子のファミリー。以下の6種類が存在する。-GATA1-GATA2-GATA3-GATA4-GATA5-GATA6GATA1〜GATA3は造血系や中枢神経を含む中胚葉および外胚葉由来の組織の分化に必要であり、GATA4〜GATA6は胚性幹細胞、心血管の胚発生、成人の上皮細胞の分化の誘導などに関わるとされる。
組織幹細胞とは対照的に、あらゆる細胞に分化することができる幹細胞。万能細胞とも呼ばれる。-ES細胞(胚性幹細胞)--ntES細胞-iPS細胞ヒト型とマウス型に分類される。iPS細胞やES細胞などの多能性幹細胞には、キメラとして個体に寄与することが可能で生殖細胞などにも分化できる質の高い「マウス型」と、多くの組織に分化可能ではあるものの、その分化能力に制限がある「ヒト型」という二つのタイプに分けられることが知られています。
多能性幹細胞のひとつ。受精卵が細胞分裂(卵割)を始めてできる胚の内部細胞塊(受精後6、7日目の胚盤胞)を用いて作られるため、胚性幹細胞とも呼ばれる。あらゆる細胞に分化させることができるが、他者の受精卵から作られた細胞は拒絶反応が起こるという免疫的問題と、受精卵を使用するという倫理的問題がある。ES細胞を使用した実験を禁じている国もある。動物実験に使用するノックアウトマウスを生み出すために利用される。
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