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胸腔に液体がたまる疾患。またはその溜まった液体のこと。
自覚症状は胸痛、胸部の重苦感、張りなど。*1
関連する用語
異常な平滑筋様細胞(LAM細胞)が肺を中心にリンパ節や腎臓などで増殖する稀な疾患。比較的ゆっくり増殖する良性腫瘍。肺に多数の嚢胞ができる。結節性硬化症と併発する場合がある。妊娠可能な年齢の女性に多い。症状は肺病変による労作時の呼吸困難、咳嗽、血痰、喘息様の喘鳴など。進行すると安静時も呼吸困難を感じるようになる。気胸、胸水や腹水を合併することがある。原因としてがん抑制遺伝子であるTSC1あるいはTSC2の異常が知られている。結節性硬化症に伴って発生するTSC-LAMと、単独で発…
肺吸虫の一種。第一中間宿主はホラアナミジンニナ。第二中間宿主はサワガニ。サワガニからイノシシに感染し、猪肉からもヒトに感染する。ヒトの肺で胸腔あるいは胸膜を移動し、胸水貯留や気胸時に胸痛、呼吸困難を起こす。好酸球増多が著明。治療はプラジカンテル。タグ:
肺吸虫の一種。淡水カニ体内に寄生し、不十分な加熱のまま経口摂取することで感染する。待機宿主はイノシシ。モクズガニや猪肉から感染し、南九州で見られる。症状のひとつである胸水は特徴的な所見を呈する。タグ:
リウマチ性疾患(自己免疫疾患)のひとつ。アジアやアフリカの女性に多く、患者の9割が女性とされる。国内で2013年に新たに申請された全身性エリテマトーデスの患者数は約6万人。細胞の様々な部分(細胞膜、細胞質、DNA)や免疫グロブリン(IgG)などに対する自己抗体によって炎症が引き起こされる。炎症が引き起こされた組織からは免疫複合体が放出され、それが血管や腎臓、関節などの部位に沈着することで全身に慢性炎症が起こる。発熱や倦怠感、関節炎、皮疹、神経・腎臓・心肺の疾患などの数々の症状…
胸水および腹水。
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