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心臓周辺の冠動脈が完全に詰まり、血流が途絶える致命的な疾患。急性の場合は緊急なカテーテル治療が必要。急性期の救命に成功しても、その後に慢性心不全を来すことが多いとされる。症状は胸痛、胸部の圧迫感、冷汗、吐き気などが30分〜数時間続く。狭心症の痛みに似ているが、より激しく長く続くとされる。ニトログリセリンは無効。心筋の壊死がある場合、血液中にクレアチンキナーゼ(クレアチンキナーゼMB)、トロポニンTが増加する。心筋梗塞後の急性期に梗塞領域の周辺の心筋細胞でCsrp3というメカノ…
原著では「肺がん、膵がん、胃がんなどの担がん患者の胸部や上肢の表在静脈に見られる反復性・遊走性血栓症」を指す。トルーソー症候群とも。現在は悪性腫瘍に伴う凝固能亢進を基盤とした静脈血栓塞栓症(VTE)および非感染性心内膜炎(NBTE)などによる脳梗塞を含む全身性動脈塞栓症と理解される。タグ:
α-MSHの生成に関わるプロホルモン転換酵素のひとつ。PC3とも。土佐地鶏の胸部において、PC1がメラノコルチン産生量を調節することで羽の色を決定していることが示唆されている。PC1のmRNAの発現は暗色のオスに多く、明色のメスや雌性ホルモンを投与したオスで低いとされる。タグ:
頭皮や顔面など、皮脂の分泌が盛んな部位に起こる皮膚炎。頭皮に起こる場合はフケ症とも。脂漏性皮膚炎は,脂漏部位である頭部,眉間,鼻周囲,耳,胸部正中などに生じる油性の鱗屑を付す比較的境界明確な紅斑を特徴とする疾患で,新生児から乳児期に発症して自然消退する乳児型と,思春期以降に発症し,慢性に経過する成人型とがある,原因は癜風菌(マラセチア)やビタミンB6の欠乏、遺伝的要因など。頭皮だけに起こる乾癬は脂漏性皮膚炎と診断される場合がある。
痤瘡様の丘疹・膿疱を症状とする毛包炎。胴体(胸部、背部、肩、上腕伸側)を中心に発症する。毛包は拡大し、角栓、毛包内膿瘍、変性上皮成分を認め、さらに毛包壁の破壊を伴い、毛包周囲には好中球を伴う小円形細胞浸潤が見られる。高温多湿や多汗、衣類や油脂で覆うことでマラセチアが毛包内で増殖して生じる。また、ステロイドの使用により毛包内に常在しているマラセチアが増殖するため悪化する。
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