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胸椎を通る部分の脊髄。
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第一胸椎から第二腰椎までの高さにおける脊髄灰白質の脊髄側角をなすコリン作動性神経の神経核。中間外側核とも。上位胸髄の中間外側核は主に心臓を中心とした循環系の中枢を交感神経支配し、中~下位胸髄の中間外側核の多くはその高さの支配臓器の血管床に分布していると考えられる。中間外側核の大きさと神経細胞数は第二胸髄の高さで最大。第二胸椎の部分には心臓の運動に関わる神経細胞群、第十一胸椎の部分には血管の運動に関わる神経細胞群が存在している。仙髄(第二仙椎〜第四仙椎)の中間質外側核には勃起中…
頚髄下部から胸髄(第一胸椎から第二腰椎の高さ)の中間質が外側へ突出した灰白質。脊髄の交感神経が存在する部位。小型で交感神経系の多極神経細胞(中間質外側核)があり、その内側にやや散在性の神経細胞群(中間質内側核)が存在する。
胸髄後柱の基部内側面(後角固有核の内側)にある比較的限局した索細胞の集団。後脊髄小脳路の起始核。胸髄核とも。
中枢神経から神経節に繋がる神経細胞。節前神経細胞の神経線維を節前線維と呼ぶ。副交感神経の節前神経細胞の細胞体は脳および仙髄に、交感神経のものは胸髄および腰髄に存在する。
排尿のひとつ。膀胱に尿を貯めること。交感神経が優位の状態。膀胱からの刺激が主に交感神経を興奮させ、その興奮が骨盤神経、仙髄、腰髄、胸髄、橋の排尿中枢を経て大脳皮質へと伝わり、膀胱排尿筋が弛緩して尿道括約筋が収縮することで蓄尿が可能となる。β受容体を介した膀胱排尿筋の弛緩と、α1受容体を介した尿道平滑筋および外尿道括約筋の収縮が起こる。
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