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脂肪酸とアルコールがエステル結合した化合物(=脂肪酸を含むエステル)。
関連する用語
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
コレステロールの脂肪酸エステル。脂肪酸とエステル結合したコレステロール。エステル型コレステロールやコレステリルエステルとも。血液中のコレステロールは約70%がコレステロールエステルとして存在する。
ソルビタンの脂肪酸エステルに酸化エチレンが約20分子縮合した有機化合物。主な脂肪酸の種類によって以下のように分類される。-ポリソルベート20(ラウリン酸)-ポリソルベート60(ステアリン酸、パルミチン酸)-ポリソルベート65(ステアリン酸、パルミチン酸)-ポリソルベート80(オレイン酸)乳化剤、分散化剤、可溶化剤として食品に使用される。
膵臓の腺房細胞から分泌されるリパーゼ。トリグリセリドのα位脂肪酸エステルを加水分解して脂肪酸を遊離させ、小腸で吸収されるようにする。食事中に含まれる脂質の主成分はトリグリセリドであり、膵臓より分泌される膵リパーゼによってモノグリセリドと脂肪酸に分解され、小腸絨毛より吸収される。急性膵炎では95~100%の高い頻度で異常な高値を示す。
グリセリンに脂肪酸がエステル結合で付加した有機化合物(脂肪酸エステル)の総称。グリセリドやグリセリン脂肪酸エステルとも呼ばれる。グリセリンに付加する脂肪酸の数によって以下のように分類される。名称脂肪酸の数モノアシルグリセロール(モノグリセリド)1ジアシルグリセロール(ジグリセリド)2トリアシルグリセロール(トリグリセリド)3
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