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中胚葉の脊索突起から生じる、後に脊椎となる部位。
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中胚葉から分化する部位のひとつ。始めは胚盤の頭側半の正中線上で内胚葉にはめ込まれた状態だが、後に内胚葉から分離して脊索となる。
妊娠3週ごろに外胚葉の原始溝から胚盤の中心に発生する細胞層(胚葉)。骨や筋肉、心臓、腎臓、尿管、生殖器などの元となる。中胚葉はさらに、脊索突起、体節、側板に分化する。中胚葉は、やがて正中線上に位置する脊索突起(notochordal process)と、その左右に分節的に配列する体節(Somite)と、分節化せずに体節の外側(左右)に広がる側板(lateral plate)に分化する。始原生殖細胞の形成が中胚葉の遺伝子による働きであることが報告されている。
首から腰までの骨のこと。背骨や脊柱とも呼ばれる。部位ごとに以下のように分類できる。-頚椎(7個の椎骨)-胸椎(12個の椎骨)-腰椎(5個の椎骨)-仙椎(5個の椎骨が癒合して1つの仙骨となっている)-尾椎(36個の椎骨が癒合して1つの尾骨となっている)脊柱は24個(上から頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個)の可動性の椎骨と不定形の仙骨(5個の仙椎が癒合して1個の仙骨となる)と尾骨(3~5個の尾椎が全部または一部が癒合して尾骨となる)とからなる。つまり、上下に重なる32~34個の椎骨…
椎間板の内部(線維輪の内側)に存在する組織。脊索の遺物であり、Ⅱ型コラーゲンとアグリカンが豊富に存在する。20歳を過ぎると変性が始まり、髄核内のアグリカンが減少することで水分保持能が低下して椎間板が短くなる。
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