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生体の制御において中心的な役割を担う神経細胞の集団。中枢神経系は脳(大脳、脳幹、小脳、延髄)と脊髄で構成される。中枢神経系は、受精後、初期段階に神経管と呼ばれるチューブ状の構造から形成される。解剖学的な区別は、髄鞘形成細胞がオリゴデンドログリアなのが中枢神経とされる。脊髄前角細胞の細胞体は中枢神経、軸索は末梢神経により構成されている。タグ:
遺伝子変異が原因となり、脊髄前角運動ニューロンの変性脱落などの神経の異常が現れる疾患。主にSMN1の異常によってSMNタンパク質が減少し、脊髄前角細胞が選択的に変性する常染色体劣性遺伝疾患であり、重症例では呼吸筋力低下により1歳前後で呼吸不全を呈し致命的。原因となる遺伝子や異常が生じる神経の違いによって以下のように分類される。-ウェルドニッヒ・ホフマン病(Ⅰ型)-デュボビッツ病(Ⅱ型)-クーゲルベルグ・ウェランダー病(Ⅲ型)-球脊髄性筋萎縮症(ケネディー・アルター・サング症候…
脊髄に存在する、運動神経を骨格筋に送っている神経細胞。筋張力を直接制御する。脊髄前角細胞やα運動ニューロンとも呼ばれる。筋萎縮性側索硬化症では前角細胞が障害されるために身体を自由に動かすことができなくなる。
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