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腎臓内部にある、尿管に送る尿を腎杯から集める部位。*1
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蓄尿時や排尿時に尿が尿管や腎盂、腎実質内に逆流する疾患。先天的な形成不全や神経因性膀胱、尿道狭窄などが原因となる。症状は高熱、側背部痛、頻尿、排尿時痛、尿路感染症、嘔吐、食欲不振、体重減少などがある。
先天的に腎盂と尿管の繋ぎ目が狭くなっている状態。腎盂尿管移行部通過障害とも。先天的なものは1000〜2000人に1人の割合とされ、男児は女児の2〜4倍多い。
腎乳頭を覆う袋状の組織。集合管を通ってきた尿が流れ込む。
縦12cm、横5~6cm、厚さ2.5cm、重さ140g程度のそら豆型の臓器。人体には腰(背中側)の左右に二つの腎臓があり、位置は第十一胸椎から第三腰椎の間。右腎は左腎よりやや低い位置となる。また、左腎は右腎よりも重い。1分間に約1Lの血液が流れ込み、心臓以外では体内で最も血液の流れが多い臓器とされる。立ち上がると腎臓の位置は通常、約2~3cm下がる。痩せ型の人では下がりやすく、骨盤の中まで下がる場合がある(遊走腎)。血液からの老廃物(尿素窒素、クレアチニン、尿酸など)と余分な…
SGLTのひとつ。腎臓の近位尿細管に発現してグルコースの再吸収(尿細管細胞内への取り込み)を行う。精巣や脳動脈、小脳、大脳、甲状腺、肝臓にも発現する。SGLT2は糸球体で濾過されたグルコースの約90%を再吸収する。脳のSGLT2を阻害すると、失調歩行、呼吸の促迫、低体温などが現れる。尿細管のSGLT-2を阻害すると、腎盂・尿管・膀胱の拡張、膀胱炎、腎盂炎が起こる。SGLT2阻害薬には以下の種類がある。-イプラグリフロジン-ダパグリフロジン-ルセオグリフロジン-トホグリフロジン…
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