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腎盂腎炎を参照。
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SGLTのひとつ。腎臓の近位尿細管に発現してグルコースの再吸収(尿細管細胞内への取り込み)を行う。精巣や脳動脈、小脳、大脳、甲状腺、肝臓にも発現する。SGLT2は糸球体で濾過されたグルコースの約90%を再吸収する。脳のSGLT2を阻害すると、失調歩行、呼吸の促迫、低体温などが現れる。尿細管のSGLT-2を阻害すると、腎盂・尿管・膀胱の拡張、膀胱炎、腎盂炎が起こる。SGLT2阻害薬には以下の種類がある。-イプラグリフロジン-ダパグリフロジン-ルセオグリフロジン-トホグリフロジン…
腎盂で細菌が繁殖して腎臓に炎症が起こる疾患。膀胱炎の放置によって発症する恐れがある。原因となる細菌の90%は大腸菌。尿の流れが悪くなる疾患(前立腺肥大症、尿管結石など)や免疫が低下する疾患があると併発しやすい。症状は膀胱炎と同じものに加えて背中や腰の痛み、38℃異常の発熱など。治療は主に抗生物質による薬物療法だが、悪化している場合は入院が必要なこともある。
膀胱の尿を溜める機能に異常が起こる神経因性膀胱。膀胱の容量と尿の量が減少する。常に尿意を感じ、排尿回数が10回以上となる頻尿や失禁などの症状が見られる。膀胱の内圧が上がるため、膀胱から尿管へと尿が逆流しやすく、腎盂炎や水腎症などの腎機能障害も併発する場合がある。-脳血管障害-パーキンソン病-多発性硬化症-脊髄損傷
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