最近更新された用語
TNFを参照。
関連する用語
免疫細胞が分泌する、細胞の増殖や分化、活性化、抑制などを制御する、分子量が6,000~60,000(8,000〜30,000とも)のタンパク質または糖タンパク質の総称。ホルモンと作用は似ているが、ホルモンとは違って主に近くの細胞に作用する。病原体の侵入を受けた組織や貪食を行った白血球から分泌され、他のマクロファージなどが集まる目印となる。また、血管を広げて血流を促す。血管が広がることで血漿が血管内皮細胞の間から漏れ出すようになり、腫れが生じて神経が圧迫されるため痛みが現れる(…
炎症性サイトカインのひとつ。腫瘍壊死因子とも。病原体に対する防御に役立つ一方、関節リウマチなどの炎症性疾患では異常産生が起こり、疾患の発症や増悪の原因となる。TNF-α、LT-α(TNF-β)、LT-βによる三量体を形成する。TNFの関連物質(TNFスーパーファミリー)は20種類近くが確認されている。TNFファミリーにはTNF-α、リンフォトキシン-α、 FasリガンドやTRAILなどのアポトーシス誘導に関与するサイトカインのほか、 RANKリガンド、 OX40リガンド、 A…
腫瘍壊死因子(TNF)をリガンドとする受容体。以下の二種類が確認されている。TNF-αはTNFR1によって細胞死を、TNFR2によって生存を誘導するという相反する働きを発揮する。-TNFR1-TNFR2
破骨細胞の分化に必須なサイトカイン。腫瘍壊死因子(TNF)スーパーファミリーサイトカインの一種。RANKLとも表記される。受容体であるRANKのリガンド。破骨細胞の分化因子として同定され、パイエル板の間質細胞に発現することとM細胞の分化を誘導していることが確認されている。破骨細胞の分化では骨芽細胞と破骨細胞の前駆細胞との接触が必要で,RANKLが破骨細胞の前駆細胞膜上の受容体RANKに結合し,前駆細胞内に分化シグナルを伝達することにより破骨細胞の分化が進行する.
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。