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細胞表面で突起した生体膜がちぎれて生み出される脂質膜の微粒子。生体情報の伝達を担い、老化やがんなどの疾患に伴い量が変動する。細胞外小胞の表面上に発現する接着因子のインテグリンの種類が、細胞外小胞の組織分布を規定するとされる。血液中には1mLあたり1012個程度の細胞外小胞が存在する。リンパ腫では細胞外小胞を介した腫瘍と腫瘍微小環境での相互作用により腫瘍形成が促進される。悪性リンパ腫組織中の腫瘍随伴マクロファージ(TAM)から分泌される細胞外小胞はリン脂質分解酵素sPLA2によ…
腫瘍組織に浸潤しているマクロファージの総称。がん細胞の周囲に集まり、がん細胞の増殖環境を作る要因となるマクロファージ。主に免疫抑制型の形質を示すM2マクロファージがこれに含まれる。腫瘍関連マクロファージや腫瘍随伴マクロファージとも呼ばれる。この細胞の浸潤した腫瘍組織では正常な抗腫瘍免疫が抑制され、様々な種類のがん細胞の増殖を促進する作用が確認されている。タグ:
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