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腰椎を通る部分の脊髄。
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外尿道括約筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋の協調により、精液が後部尿道を経て体外へ射出される現象。精液が膀胱内へ逆流(逆行性射精)しないよう内尿道口の閉鎖が起こる。陰茎への刺激などによる性的興奮が中脳、延髄を経て胸腰髄の射精中枢へ伝わり、さらに腰内臓神経、上下腹神経、下腹神経、骨盤神経叢、精路の順に刺激が伝達される。
ガストリン放出ペプチド(GRP)を産生する神経細胞。腰髄に存在する。男性ホルモン(アンドロゲン)によって発現が増加し、逆に女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)によって減少する。
中枢神経から神経節に繋がる神経細胞。節前神経細胞の神経線維を節前線維と呼ぶ。副交感神経の節前神経細胞の細胞体は脳および仙髄に、交感神経のものは胸髄および腰髄に存在する。
排尿のひとつ。膀胱に尿を貯めること。交感神経が優位の状態。膀胱からの刺激が主に交感神経を興奮させ、その興奮が骨盤神経、仙髄、腰髄、胸髄、橋の排尿中枢を経て大脳皮質へと伝わり、膀胱排尿筋が弛緩して尿道括約筋が収縮することで蓄尿が可能となる。β受容体を介した膀胱排尿筋の弛緩と、α1受容体を介した尿道平滑筋および外尿道括約筋の収縮が起こる。
陰茎に流入する血液の増加と同時に陰茎からの血液の流出が制限されることで陰茎が硬化する現象。勃起が生じるためには海綿体洞の拡張が必要であり、この拡張機能は自律神経系により調節される。これには一酸化窒素作動性神経が主要な役割を果たす。外陰部等の皮膚接触により生じる反射勃起と想像力により生じる精神的な勃起がある。脊髄(腰髄)には独自に勃起を生じさせる機能を持つ部位が存在し、脳からは主にそれを抑制する刺激を受けていることがラットでの実験結果から報告されている。持続勃起症などによって6…
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